新宿三丁目に居酒屋は何軒あるのか
あたしは10年以上新宿に住んでいます。
バイトしている居酒屋があるのは、新宿三丁目です。
新宿って、どれくらい居酒屋があるんでしょう。
ふと気になって調べました。
統計局の調査によると、
宿泊飲食サービス業として登録されている事業所は、東京都で97.664店舗。
約10万軒!
そのうちの7%6.904店が、新宿にあります。
さらに、そのうちの20%1453軒が、歌舞伎町に集中しています。
新宿三丁目には、10%の701軒があります。
ただし、この数字はホテルや旅館といった宿泊施設も含んでいます。
ホテルを除けば、少なく見積もっても500軒くらいはあると思われます。(適当)
日本全国で事業所数は69.097。従業員数は370.654人。
その30%が東京に集中してて、21.011軒あり、従業員数はなんと148.304人。
これにはびっくり!
東京中の酒場の労働人口が15万人。
事務職も含めているとしても、東村山市や小牧市の人口とほぼ同じ人数が、酒場・ビアホール系で生活をしているわけです。
都内のうち、一番、事業所数が多いのが新宿でした。
1431軒店あって、従業員数は15.486人。東京都全体の6.8%ですね。
ちなみに、二番目は港区で、僅差の1423軒、従業員数は13.491人でした。
このデータで残念なのは、区内の町別事業所数までは出ていないこと。
よって、新宿三丁目の正確な軒数は不明ですが、前述の「飲食宿泊サービス業」のデータから推測した500軒というのが、当たらずとも遠からず、ではないかと思われます。
歌舞伎町には、倍の1453軒もあるけど、店として考えると、ラブホテル、ビジネスホテルなどの宿泊施設、キャバクラ、ホストクラブなどの接客サービスを提供する店が殆どでしょう。
こうやって見てみると。
お酒と料理を楽しむ店の数でいうと、新宿三丁目は日本一の激戦区なのかも。
銀座、六本木、麻布、赤坂と繁華街がたくさんある港区が、店舗数ダントツ1位かと思っていたので意外でした。考えてみれば、港区の場合は、それぞれの街のカラーとそれにふさわしい客層があるので、エリアそのものはとても狭いんですね。それでいながら、巨大ターミナル駅を持つ新宿区と同数の店舗を抱えているのだから、やっぱりスゴイ。
結論としては、新宿三丁目は、
・酒場・ビアホールの事業所数が、日本で一番多いと推定される。
・最低でも500軒の酒場・ビアホールがあると推定される。
新宿三丁目の居酒屋で働くって、けっこうすごいことなのかも。
が、どこがどうすごいのか?
って普通に仕事をしている分には全く気がつかないので、来週からは、ちょっと意識して働いてみます。
ちなみに、あたしの今までの職場と圧倒的に違うのは、地方出身の若者が多い、ってことです。これって、新宿うんぬんより、職種の違いかもしれませんが。
引き続き、頑張ります!
資料)総務省統計局「平成21年度経済センサスー基礎調査報告」