裏の厨房で反省してます

許して アタシのでたらめ人生

キッチン男子ってどういう意味か、おさらいしてみた

 

このブログではね、厨房で働く男性スタッフをキッチン男子と呼んでます。でも、普通の呼び方じゃないかもしれないなー、いいのかなーって思って、ちょっとあらためて振り返ってみました。

 

 一般的にキッチン男子っていう場合、「お料理ができて、台所に立つのがごく自然で人に食べさせるのも得意」っていうキャラを指すらしい。NAVERまとめに「オトコも厨房に入る時代!今、「料理男子」が人気らしい」なんてトピックがあります。で、先頭を走るキッチン男子が、速見もこみち。たしかに、「MOCO`Sキッチン」では、細身のボディに軽やかにエプロン巻いて、視聴者の質問というか、悩みというか、ちょっと甘えモード入った「教えてください、もこみちさん」的なメールに優しく答えてくれて、しかも料理の手際も良くって、包丁さばきもスマートで、カッコいい。すごいです。

 

理研究家ってことなら、昭和の昔は土井勝結城貢が大活躍していたけど、客層は女子っていうより奥様で、料理も和食メインでした。変わってきたのは、コウケンテツ、ケンタロウみたいな人が現れたあたりじゃないかなー。奥様以外の単身女子や男子にとっても、料理のハードルが低くなった感じがする。自炊を楽しむようになったというか。国文太一とケンタロウの番組とか、面白かったもん。その名も「太一×ケンタロウ 男子ごはん」。そういえば、ケンタロウのキッチンって、すごくカッコいいの! レトロなデザインの業務用のシンクやコンロがあって、スイッチひとつ取ってもごっつくて、実験室のようなハードな感じなんだけど、不思議と柔らかさがある。女子よりも、むしろ男子が憧れるカッコいいキッチンじゃないかな。ケンタロウ、現在は事故による怪我の治療中とのことだけど…一日もはやく回復されることを祈っています。あのステキなキッチンで、ガンガンお料理して欲しい!

 

そのほか、お弁当自作する男子の紹介や、男性向けの料理教室案内などで、キッチン男子って表記をたびたび見かけます。この場合、シンプルに「料理をする男子」っていう意味で使われている感じ。本屋さんに行ってみたら、男性向けのお料理本がたくさんあって、それだけでコーナーが作れるほどでした。「料理をする男子」があなどれないボリュームの層になってるって感じます。ただ、雑誌はことごとく廃刊になってる……。ピーク時には、「男子キッチン」「男子食堂」「BISTRO男子」と創刊ラッシュだったけど、もう、雑誌でブームを作る必要がなくなった、ってことかな。Danchu増刊の「料理男子」が唯一頑張ってるみたいです。出版におけるキーワードは「料理男子」「男子ごはん」が多くて「キッチン男子」とは言わないみたい。

 

予想外のところでは、3~5歳くらいの小さな男の子がママの台所を手伝ってる様子が、キッチン男子って言われてたりする!超キュート!

 

料理が、男性にも身近になってきたのは嬉しいよね。あたしが子どもの頃は、家庭科は女子だけだった。今の小学校は、クラス全員でエプロンしてお料理もお裁縫もする。すごくいい時代だよー!この調子で、料理好きのついでに掃除も洗濯も育児も、男性が楽しむ風潮が行き渡ればいいのに。

で、仕事にかまけて家庭を顧みない男が、どんどん減っちゃえばいいのに!

 

ところで、あたしのように、キッチン男子を「料理を仕事にして厨房で働く男子」と考える向きは、あまりないみたいです。唯一見つけたのがこちら。アルバイト情報誌の記事。厨房で働く男子をイケメンアイドルに見立てて、女性バイトの募集をはかるという企画ページ…。これってどうよ?と思いながら読むと面白いです。

 

結論。

あたしの「キッチン男子」の定義は、世の中と大幅にズレてました。やっぱり。

でも、「料理男子」がたくさんいるとわかって、なんか嬉しい!

 

 

明日もバイトだー。メリークリスマス!