裏の厨房で反省してます

許して アタシのでたらめ人生

おばさんバイト、ブログ8ヶ月経ちました

 

会社員をしていたのは、もう2年近くも前なんだなー。

ちょっと過去を振り返ってる、富士子(45歳)です。自称フリーターです。
居酒屋さんでバイトを始めて、はや9ヵ月。
ブログを始めて、8ヶ月。

人気ブロガーさんって、「○ヶ月経ちました」って区切りエントリを書いてるよね!
あたしも、あれを真似してみるよっ。

つってもねー。
とうに忘れてる、ブログを始めたころの新鮮な気持ちをリメンバー!
っていう、45歳な企画だよ!


バイトを始めたあの頃…。

PCと電話のある自分のデスクでの仕事から、立ちっぱなしの水仕事へ。
それなりの裁量権のある立場から、ただのパートのおばちゃんへ。
年齢相応の年収から、時給900円の暮らしへ。

ちょっとした、異文化への旅に出たあたし(当時44歳)。


あたしの仕事は、串焼きの串の補充と、野菜やお肉の串打ちをすること。

最初の3ヶ月は、ひたすら野菜を串に刺すだけの作業に、すっかり時間の感覚を失い、
毎日めまいを起してたもんです。

知ってた?

人間ってね、本当に辛い時って、自然と歌が出てくるのよ。
知らない間に、歌を口ずさんでるの。

口を動かして、喉を鳴らして、メロディを声に出すと、
真っ白になっていた頭と心が、ゆっくり動き出すの。
錆びたところに、油を差したみたいにね。

これね、文学的に表現しようとしてるんじゃないの。
マジで、リアルに、本当のことなのよ!

 

自分が歌を歌ってる、って気が付いたのは、1ヶ月くらい経ったころだと思うわ。

「遥かなるスワニー河」(フォスター)← 小学校の音楽の時間に習った
「それが夢ならば」(小椋桂) ← アニメ「マルコ・ポーロの冒険」エンディング

なんつーか、切ない系。


「え?あたし今歌ってた? やべっ、黙んなきゃ!」
って思うんだけど、いつの間にかまた歌ってて、ネバーエンディング。


もうねー。
ちょっと、おかしくなってた。
歌いながら、すごい時間をかけて椎茸を串に刺してるおばさん、って軽くホラーよね。
キッチン男子たち、おびえてたと思う。


ま、その頃ってさー。

椎茸を串に刺すことさえ上手くできなくて、
何度やってもズレちゃって、焦っているときに先輩に舌打ちされて、
手にした串を取り上げられて、やり直される。

みんなが仕事を終えて賄いの準備してるのに、あたしだけ終わんなくて、
「もうおしまいにして帰っていいです」って、
今度は料理長に、手にしていた串を取り上げられる。

この繰り返し。


もうねー。
こんなはずじゃなかった!な毎日。

きっと、心のどこかで、時給900円の仕事なんて楽勝、って思ってたのよね。
自分で選んだ仕事なのに、バカにしてたのよね。
そうじゃなけりゃ、ここまで惨めにならないもん。

あたしが、どんだけ驕ったバカだったか、って話よ。


3ヵ月くらい経った頃かなー。気が付いたら、歌わなくなってたの。
相変わらず仕事は遅かったし、みんなに負い目はあったけど、
ようやく、惨めな気持ちから開放されたみたい。


で、その間に一体何があったかって言うとね。

なんと、このブログを始めてたのよ!!


ブログなんてわかんないから、友だちに手紙を書く気持ちで、ただ書いてただけ。
赤毛のアンって、そんなことやってなかった? 厨二病?っつーんですか?)


惨めな気持ちから抜け出すのに、「書く」のってすごい助けになったみたい。
厨二病だからか?)


そしたら、思いがけず!
コメント頂いたり、読者登録してもらったり、応援してもらったり!

すっかり、マッチョなポジティブっ子に成長して、今に至ります(笑)


いらして下さるみなさま!!

センキュー! ラブユー! 心から!!


「書く」のを止めたら、心も折れちゃうかもしれないから、これからも続けるよ!


そっからね、「書く」のって、すごい癒し効果があると思うから、おススメよ。
あたしの「裏厨」は、半年以上やってて8000アクセスっていう超過疎ブログだけど、
それでもやってて良かったよー!

そんな鄙びたブログにきてくれる皆さんに、もう一度、センキュー!!