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裏の厨房で反省してます

許して キッチン男子

おばさんバイト、どっこい生きてる

ご無沙汰しております。

新年を向かえて早二週間以上。

年明け前に、ひっそりと誕生日を迎えていた富士子です。

実は47歳です。

 

気づいたら、3ヶ月以上もブログ放置してた…。

そんな無精者の文章を読んでいる人はいないでしょう、ってことで、自分のための備忘録エントリ書きます。

題して、「ゆく年くる年 富士子に降る雪」

 

 

※居酒屋バイ

かれこれ3年目に突入。時給は相変わらず900円程度。
ただ、3年目に入ってなんと営業時間中も働くことにしました。
それまでは、営業前の仕込みだけのバイトでしたが、いよいよ首が回らなくなってきた。
思いっきり渋い顔をする料理長(かっこいい)をガン無視してゴリ押し。
週に2~3日は、閉店までキッチンで右往左往してます。


ゴールデン街バイ
これもそろそろ満2年になります。
相変わらずの閑古鳥。
富士子に会いにくるお客さんって、特にいない。
呆れつつも雇い続けてくれるママから、今年お年玉もらっちゃった。
いいのか、これで?


※定期預金

バイト生活始めて2回目の解約。残高は…。
もう、ゼロってことで良いと思います。
貯金ゼロ。

 

Facebook

バイト先のページをやってるんですけどね、低空飛行ながら続けてる。
年末から、Twitterまで手を出してる。

でもね…
お客さんからの手ごたえがないっ!

想定内だけどさー。何とかしたいよねー。

 

料理長(かっこいい)

えっと、去年までは彼の背中を追いかけてるイキオイもあって。
あたしもピチピチしてましたが。
やっぱちょっと、同じバイト先に長く居過ぎたというか。

人間のリアルな姿って、決して綺麗事だけでは済まないわけです。
幻滅に次ぐ幻滅との戦いだったりするわけです。

あたしの追いかけてきたものも、そろそろ現実的なところに着地させようかと。

夢から覚めないと、と。


※あたし

椎茸や獅子唐を串に刺し続けて3年目…。

手根管症候群」になってしまいました。
右手の中指・人差し指・親指が痺れて感覚がないの。

キーボードも打ちにくい。

きっと、手や指、腕の使い方が、良くなかったのね。

今の仕事を続けてたら、治りにくいみたいだけど…。

なんとか良くならないか、暗中模索の五里霧中。

 

そんなわけで、富士子には冷たい雪が降ってくる新年です。


ちなみに、出勤希望日を多く出し過ぎたみたいで料理長(かっこいい)にシフト削られ、今日はお休み。

外は見事な青空。
散歩でもしてくるか。


明日はバイト、頑張ります!

おばさんバイトの寒い生活

ごきぶりいかがですか?

すっかりブログご無沙汰でした…。
あたしのこと、覚えてる? 忘れた?

 

いいわ、気にしないわ。
ひとりでしゃべるの、意外と得意なのよ。

 

昨年、敬愛するホラー先生が亡くなられたのをきっかけに、
春先までパワーダウン。

ちょっと盛り返したけど、この夏は暑さに負けてダウン。

いや、暑さだけじゃないのよ。

なんかこう…。

涼しいのよね。
台所事情がね。

北側だからひんやりするわー、ってことじゃないわよ。


あれ? この夏、果物買ってなくね?
ってか、フルーツってこんなに高かったっけ?

旬の野菜が安い、って嘘じゃね?
あたし、通年もやししか食べてない気がする。


サラダ油ってさ、月に一度の安売り198円以外では買わないよね。
だって普段は300円越えだよ?


なんつー自問自答を、スーパーで繰り返してることに気が付いた富士子(46歳)。


いやー、なんとなく見ないふりしてたけどさー。
向き合わざるを得なくなってきました。

食費が、絶賛激減中。

台所事情が、涼しいどころか極寒。

いやー!お金がないって寂しいよね~
あはははは!


ちょっとまって、食費なら工夫と節約で何とかなるわよ!

と思ったそこのあなた。

甘いです。


富士子の極寒ぶりは、台所にとどまらなかった…

先月ですね、とうとう家賃の自動引き落としができなくなってました。


アハハハハ!


金利の高さに惹かれて買い込んだ外債の評価格が、まさかの200万円ダウン。
金利を考えても相当な赤字。

アハハハハー! ハー ハー…


思えば、会社員をクビになってバイト生活を始めて、早くも2年。
こういう事態になるのは目に見えていたのよね。

決して、手をこまねていたわけじゃないのよ。
ゴールデン街でもバイトして、著作権の仕事も短期でちょこっとやってたんですけど。

やっぱりメインの仕事は、居酒屋の仕込みのバイトなんッスよ。

で、この仕事ねー。

 

大好きだから辞めたくないの!!

だけどね、時給900円なのよ!!

このままじゃ死ぬのよ!!

 


そんなこんなで、この夏はすっかりダウンしてました。

懐の寒さに比べたら、夏の暑さなんてどうってことないわね。

 

今週は、いよいよ定期預金解約の巻き!

あははっ!


今日もバイトがんばりまーす。

おばさんバイト、またスモークのときやらかした

ご無沙汰してます。
どっこい生きてる富士子(46歳)です。


すっかり梅雨空ですね。
新宿も紫陽花がきれいです。

あたしもね、先日、きれいに決めました!
やらかしました!


あたしの厨房での重要ミッションに、豚バラ串のスモークってのがあってね。

火が強すぎて炎上したり、もたもた動いてキッチン男子とぶつかったり、
フライパンを洗う場所が塞がってておろおろしたり、
未だにスムーズに行くことが少ないという、インポッシブルなミッション。


桜のチップでスモークするんだけど、ちょうどいい香りをつけるには燻す時間が大事。

なので、あたしはキッチンタイマーを愛用してます。

料理長(かっこいい)クラスになると、他の作業と並行してても、
タイマーなんて使わずいい具合にスモークできるんだけど、
あたしはねー、一年以上経つけどねー、やっぱりタイマー手放せない!


先日ですね、スモーク始めてタイマーセットしてから、
椎茸や獅子唐を入れるバットを洗ってたらね。

ピピピッ!って鳴ったのよ、あたしのタイマーが。


お、きたな!って、まずはタイマーを止めたのよ。


タイマーは、キッチンの中のホワイトボードが定位置になってる。

そこに4個のタイマーがあって、キッチン男子たちがそれぞれ使ってるんだけど。


あたしは自分が使ってた熊の顔のタイマーをストップしたんだけどね。

音が鳴りっぱなしなのよ。

あれ?なんで止まらないの?
熊タイマーじゃなかったの?

で、となりの花の形のタイマーをストップ。

が、まだ鳴り止まない!

あら?このシルバーメタル色のタイマーだったっけ?

で、シルバーメタルをストップ。


れれれ?まだ鳴ってるよ?
これじゃなかったー!?


あたし、どれ使ってたっけー????

最後のライトブルー色のタイマーをストップしたら、
ようやく音が鳴り止んだ。

あああ、良かったわー、ビビッたわー


とか言ってる場合じゃないわ、火を消さなきゃ!

急いでスモークの火を止めて蓋を開けると、香ばしい匂いがあたりに立ち込めて、
ジュワーっていう美味しそうな音が響いて、
もうね、この瞬間が本当に好き!

脂の滴るバラ串を「あつつっ」と言いながらトレイにとって、
カンカンに熱くなってるフライパンを
「熱いの通りますー!」っていいながら流しに運んで、
蛇口から水を思いっきり出すと、ジューッ!!っていう高い音とともに
もくもくと煙が立つ。
大きな金束子でスモークチップを洗い流して、ピカピカになったフライパンに、
「明日も頼むぜっ!」って、心の中でエールを送る。

もうね、この瞬間も大好き!

フライパンは、調理場の上のS字フックに掛けるんだけど、
思いっきり手を伸ばさないと届かない場所にある。
狙いを定めて、「よしっ!」って引っ掛けて、一発で決まると、
これまた嬉しくってねー!

やればできる、って気分になれる!


ふー、やれやれ。

って、椎茸や獅子唐の串打ちにとりかかったわけですが…。

 

キッチン男子のアンディ(30歳)が、ふと包丁の手を止めて、
ホワイトボードのほうを見てる。

柴犬くん(23歳)も、首をかしげてボードのほうをチラ見。

ん、どした? なんかあった?

二人とも、持ち場を離れてタイマー見に行って、「あれ」とか言ってる…。


ああああーっ!

あたし、みんなのタイマー、止めちゃったんた!

やばい、どうしよう…。

いやいや、ただの一時停止になってるはず。
再開させれば何とかなるはず。


「す、すみませんっ!」っつって、とっさに二人に駆け寄り、
タイマーひったくってスタートボタン押しなおそうとしたけど…。


さっき焦って何度もストップボタン押してたせいで、
一時停止じゃなくってリセットになっちゃってた…

 

ガーン!

「ご、ごめんなさいっ! タイマー止まっちゃいましたっ!」

苦笑いするアンディ(30歳)と柴犬くん(23歳)。


そこへ、葱打ちしてたルドルフ先輩(38歳)がひとこと。

「止まっちゃった、じゃないでしょ。止めたんでしょ。」

ううう…。
おっしゃるとおりです。


うなだれてショボーンの、ショボリーナ富士子。

なんつってる場合ではない。


「すみませんでした。これから気をつけます…」

って、とぼとぼ持ち場に戻りました。

あーあ。

椎茸の串打ちやってても、

「足を引っ張ってんじゃねーよ、ババア」って声が聞こえてくる(気がする)。


もうねー。
厨房バイト2年目にして、いまだにこんな失敗ってどうよ?

ってか、これさ、若い子だったら可愛い天然で許されるよね。

しかし、こちとら46歳ですからね、天然ボケじゃなくって、ガチのボケとして
忌み嫌われるわけですよ。
やっぱババア使えねー、とか言われて。
いや、実際に言う人はいないけど、心の中では呆れているはず。

だって、あたしも20代のときに、年配のパートさんのしでかすミスに
「マジ勘弁」って思ってたもん。

因果は巡るって言うけど、真実だわ…

今、あの頃の自分の傲慢さをすごい反省してる。

 

でもでも、今日は料理長(かっこいい)はお休み!
不幸中の幸い!
あたしってラッキー!

何とか元気玉を見つけ出して、椎茸に向かったのでした。

 

※若い人にお願い※

年上には寛大な心で接しましょう。
未来のあなたの姿です。

 

早く梅雨が明けて、明るいお日さまが来ないかなー。


明日もバイトがんばります!

 

おばさんバイトとマリリンちゃんと平兼盛

忍ぶれど 色に出でにけりわが恋は ものや思ふと人の問ふまで
                    富士子小町(うそ)


みなさま、百人一首はお好きですか?
ちはやふる」の公開が近いとか近くないとか、話題ですわね。

富士子ご幼少のみぎり、お正月はお祖母ちゃんちでかるた大会やってました。
子どもは一枚とるたびに10円貰える、という変なサービスがありまして、
ライバルの従兄弟を突き飛ばして札を取り、荒稼ぎした記憶が。


で、冒頭の和歌。


えーと、意味はね。

「誰にも気づかれないようにと、切ない思いをしてじっと心の内に秘めてこらえてきたが、とうとう顔色に出てしまったことだよ、私の恋心は。
誰かに恋して物思いをしているのかと、人がたずねるほどに。」

作ったのは、平兼盛というおじさん。

これを知った中学生のとき、あたしはかなりひいたね。


え? 好きなのがバレたの?
で、からかわれちゃってんの?
うわっ、恥ずかしーっ!!
なにやってんの、おっさん!

とか思って、この平安歌人を軽くバカにしてた。

 

が、そんな若かりし日の自分に、大きな声で言いたい。

46歳のあんたも、相当だから!
平兼盛の100倍、恥ずかしいから!

 

はい。白状しましょう。


ホールのバイトのマリリンちゃん(24歳)に、気づかれてたみたいです。
富士子が、料理長(かっこいい)!と思ってることが!
ヤバイ!!

 

マリリンちゃん(24歳)は、バイト3年目のベテランちゃん。
ドリンクの補充や清掃のため、早番に入ることが多いので、
キッチンの仕込みのあたしとも時間が重なり、自然と顔見知りに。


とは言ってもねー。

マリリンちゃん、髪を染めてて、つけまつげビンビン、アイシャドウばっちり、
煙草はニコチン10mgのヘビー級、ライターはジッポー

「店長! 営業中のシフト割り当て、これだとヤバイんですよね」

とかしゃべってて、どっちが店長だかわからない、っつー貫禄。


おばちゃん、最初の半年は声をかけられなかった…。
怖かった…。


ところが、このマリリンちゃん、なかなか仕事ができる。
先のことを考えて動けるタイプ。

あたしが串焼きの補充作業をしている場所で、ホールの早番も作業があります。
物覚えの悪いトロくさいおばさん(アタシ)と同じ場所で、マリリンちゃんも仕事してたわけですが…。

あるとき気が付きました。

マリリンちゃん以外の子と一緒のとき、ものすごく、仕事がやりにくい。
洗浄機が塞がってたり、戸棚に行きにくかったり。

そのたびに、「す、すみませんっ」とか
「あ、ごめんなさい」とか言って、お互いに、頭下げなきゃならない。
マリリンちゃんのときは、すごくスムースなのに。


そっか!

マリリンちゃん、あたしの動きを察知して、うまく段取りして仕事してたんだ。
だから、動線がかぶらず、スムースだったんだ。

うわっ、頭いい!!

 

そうとわかって、マリリンちゃんはあたしの一番のお気に入りちゃんになりました。
何かと話しかけるうち、笑顔も見せてくれるように。


が、しかーし。

そういう子だから、ものすごくカンが働くわけです。
人の顔色を見たり、性質を見抜いたり、行動を予測するのがメッチャうまい。

富士子の心の中なんて、すっかり見通されてる(気がする)!!


誰かの送別会のことをしゃべってた時も…

「富士子さん、欠席? 行けばいいのに。料理長も行きますよ?」

って、くわえタバコで誘ってくれた…。


実際に送別会で、かわい子ちゃんが料理長に抱きついて隣に座ったときも…
あたしのこわばった表情を一瞥して、

「ゴルァ!! お前、席移れっ!!」

って、かわい子ちゃんに怒鳴ってた…。
(超かっこよかった)

 

マリリンちゃんを頭がいいなあーと思うのは、決してあたしに、

「気になってますよね、料理長のこと?」

なんて聞いてこないことです。


親子ほども年が離れてるから、当たり前かもしれないけど、
何も聞かれないのは、とってもありがたい。

だって、とても説明できないもん。
料理長(かっこいい)を、あたしがどういうふうに思ってるかなんて。

 

惚れたの腫れたのでは、説明がつかないの。

憧れと尊敬はもちろんとして。

亡くなったユーモア先生を思い出す時間とか、
クビになったダメなあたしに居場所をくれた感謝とか、
挫折を受け入れる慈しみを感じさせてくれることとか。

甘いだけではない絡まった感情が、胸に溢れるときがあるの。

こんな気持ち、あたしだって初めて知ったわ。

とても他の人に説明なんてできないし、したくない。

誰にも知られず、大事に胸にしまっておきたいの。


マリリンちゃんが、はっきり聞かずに、
でもそっと推し量ってくれるのが、今のあたしにはすごく嬉しいです。


にしても、なんでわかったんだろう…
超恥ずかしいんですけど。
気をつけなくっちゃ!!

 

平兼盛さんに言いたい。

「ものや思う」と人に問われちゃって、ご愁傷様です!
なんなら、マリリンちゃんを差し向けてあげたい気分よ。

 

明日もバイト頑張ります!

 

 

おばさんバイト、ブロガーの皆様に感謝です

 

ちょっと奥さん!
大変よ!

富士子のダサいブログに、たくさんのコメントとスターが!!


前回の投稿から、一ヶ月以上何もできなかった富士子です。

すみませんです。


自分のダサさに凹みつつ前回のブログを書いた、翌日。

バイトに行く前に、ブログを開いてびっくり!
2ヶ月ぶりの投稿なのに、皆さんから暖かいコメントが!!

あたし、誰のブログにもコメント残してないので、
皆さんに、忘却のかなたに葬り去られた、と覚悟していたのですが…。

しょんぼりの準備もしていたのですが…。

思いがけないみなさんからのコメントに、胸がいっぱいになりました。

本当にありがとう!


思えば、ブログを始めて1年とちょっと。

45歳にもなってフリーター生活始めた自分を、何とか励まそうと思ったのが、
書き始めたきっかけでした。

誰も見ていなくてもいい。

自分に充てた手紙とか、友だちとおしゃべりしてるノリとか、
そんな感じで細々始めて、書くことで一年間力を得てきました。


が!

今、わかった。

書くことで力を得たんじゃない。

あたしに力をくれたのは、ブロガーの皆さんだったと思う。


だってね。
今のあたしは、結構、ブロガーの皆さんでできている。

 

寒い冬はカレーうどんを食べ、
サワークリームを加えたサラダと無造作な料理を真似し、
休日はつくりおきのおかずに挑戦し、
ゆっくりドリップしたコーヒーを味わい、
大人のお洋服についてアイディアを得て、
リリカルな写真と文章を楽しみ、
遠くの森に住む熊に思いを馳せ、
強く生きてきた女性の人生の機微に触れ、

鋭い感受性のもたらすタフさ考えることの楽しさを味わってる。

  

すごくない?
ブログをはじめてから、あたしの毎日が、ちょっとずつ変わってきてたのよ。


ゲイ友のゼン子が、女の詩人の本をくれたことがあってね。
その詩人が書いてたの。

女友達からもらったお古の服がたくさんあるんだけど、それを着てるとパワーが出る。
服には、それを着ていた友達の知恵や経験がしみこんでいるに違いない。
新品の服にはないエネルギーが、お古の服には蓄えられているのだ。
たくさんの友だちからもらったたくさんの服。
それらを身にまとったら、うんとパワーアップできる。
たくさんの女たちの知恵と経験を装備して、怖いものがなくなるのだ…。


あたしね、これ、すごくわかるの。

あたしの場合、服じゃなくて、みんなのブログなのよ。

 


みんなのコメントを読んで、胸いっぱいのままバイトに行って、
仕事しながらも、ずーっと胸がいっぱい。

あたし、一人じゃないかも!

ってか、ずっと前から、あたし一人じゃなかったんだわ!

一人だったら我慢できなかったはず!

なんか、嬉しいんですけど!

嬉しすぎて…

目から鼻水が出る感じ?


嬉しくって、目がにじんで、鼻もすすっちゃう。
暖かいお日様に包まれているような、ほんわかした気持ちで、
何だか地面に足が着いていないみたい。

 

ありがとう、みんな。
ありがとう、神様。

 

顔も見たことがないブロガーさんたちだけど、あたし、みんなのこと超好きだー!!

何だこの気分の高ぶりは!

世界中にアイラブユーだー!


高揚した気持ちのまま、椎茸や獅子唐をせっせと串に刺して、
仕込みの仕事を終えて(その間、絶え間なく目から鼻水が)、
まかないも食べずに、家路について、家に着いてもまだ気分が高ぶっている。

西日の当たる部屋で、またパソコン開いて、みんなのコメントに感激して…。

またも、胸が熱くなって、本当に頭がボーっとしてきて…。

 

で。

ふと思い立って、熱を測ってみたら。

まさかの39.2分。

マジ?

も一度計ったら、やっぱり、39.2分。


……。


病院行ったら、インフルエンザA型でした。

とほほー!!!

 

いやー、まさかねー!

感動しすぎちゃってて、高熱出してることに気がつかなかったねー!


その後、寝込むこと2週間。
気管支炎を起こして、救急外来に行くこと2回。
喘息の発作になって、吸入すること3回。

体重が6キロも減り、すっかりシワシワになりやした。

 

そんなわけで、ブログもすっかりご無沙汰。
申し訳ありませんでした。

今は回復して、せっせと働いております。

明日もバイト、がんばるぞー!


あ、寝込んでる間にバレンタインも過ぎちゃっててね。
遅ればせながら、キッチン男子たちにチョコ渡したんだけど、
そこでもまた、料理長(かっこいい)による衝撃のハートブレイクがあってね…。

その悲しい話はいずれまた。

 

 

おばさんバイト、恥の多い人生

お正月はいかがお過ごしでしたか?
2か月もブログを放置していた富士子です。


去年は、年末近くになって、敬愛する作家のホラー先生が亡くなられ、意気消沈のうちに一年を終えました。

大事な人を亡くすと、いろいろと、今までの人生を考えちゃうよね…。

思えば、恥の多い人生でございました。


ホラー先生の事務所をクビになったこと。

ユーモア作品を描いてた先生の事務所もクビになったこと。

ユーモア先生が亡くなられた時、みっともなく右往左往したこと。

ユーモア先生の奥様が、脳内出血で意識不明になった時、右往左往したこと。


なんかこう、「ええーっ!」って誰もが驚く大事件はひとつもなくて、
誰の身にも起こりうる、しかも、たいていの人は無難に乗り越えられる案件ばかり。
それを乗り越えられなかった、っつー、ダサい恥の多い人生。

 

会社を二回もクビになって、糸の切れた凧みたいな、たよりない気持ちになったこと。

作家の作品を売る仕事をしてきたから、同じことをやろうとしたこと。

でも、尊敬できる作家じゃないとアイディアが出ない、って気が付いたこと。

そんな程度なら、自分はプロじゃないんだって、わかったこと。


クビにした社長が、富士子ネガティブキャンペーンを止めてないと知ったこと。

履歴書や職務経歴書を書くのがイヤで、居酒屋でバイトを始めたこと。

そこの厨房と料理人たちが、先生の仕事場とスタッフ達に似ていたこと。

憧れと安らぎをもてたこと。

でも、自分には料理の伸びしろがないこと。

成長しない毎日に、先が見えないこと。

自分は、ただ、逃げているだけだと思い知ったこと。


今、まさに↑ココ。

 


先月の終わりに、ホラー先生のお別れの会がありました。
白い花に囲まれた、先生の笑顔と作品のイラスト。

あたしは、先生の事務所で幸せに過ごしてきた。

今の厨房では、その幸せを追体験してるだけなんだ。

なにをやってるんだろーなー、いい年こいてー。


ダサい。
ダサすぎる。

帰りの地下鉄で、ドアの窓ガラス越しに、
暗い顔のおばさんと目が合ってギョッとしたら、自分だった。


新宿で駅を降り、新宿の路地をトボトボ歩いていたら、
前を歩いてたはずのおじさんがこっちにきた。

「大丈夫ですか?」って怪訝そうに言う。

「え?」

「さっきから、すごく深刻な顔でうつむいてるから気になって」

「え? あ、あの、大丈夫です」

「ならいいけど」


おじさんは、あやふやだけど笑顔になって、

「何があったかわからないけど、明るく行こうよ!」

とちょっと恥ずかしそうに手を振って、行ってしまった。

 

なんてこと。

知らない人に気遣ってもらうなんて。

情けないけど、嬉しくって、家に着いてから涙が出てきちゃった。

 

そんな情けない日から、そろそろ10日が経ちます。

いい加減、浮上したい。

浮上するぞ!

なにやってんだ、ウジウジといつまでも!

グズグズと生ごみみたいに!

反省しろ反省。

 

毎度ながら、読んでくれてありがとうです。

今日もバイト、頑張ります。

 

 

おばさんバイト、超弩級の凹み。マジ。


寒いですね。
新宿は抜けるような青空でした。

あの空の向こうには、天国があるのかしら。

 

今日も、この一ヶ月凹んでいた理由シリーズです。

先月末に、超弩級の凹み案件がきました。
もう、凹みから浮上したつもりで、このシリーズを始めたのに、
まさかこんな案件がくるとは。

胸にしまっておこうと思ったけど、思い切って。


あたしは、作家の個人事務所で働いていました。
最初は、ユーモア作品を描く先生のところで12年くらい。
その後、ホラー作品を描く先生に2年ちょっとお世話になったの。


ユーモア作品の先生は、あたしの在職中に天国に逝ってしまいました。
先生との、静かで穏やかで、しかもアルコール漬けのどうしようもない日々は、
あたしの人生観を変えました。

先生がペンを持って描きはじめるときの、時間が止まったような緊張と、
何かが生まれる暖かい感じを思い出すと、今でもしあわせになります。


先生の部屋には、たくさんの蔵書とスクラップブック、ペンや文房具があったの。
どれも使い古されて、長い時間そこにあって、先生の一部になっている。

キッチン男子たちがお料理を作っている厨房にも、年季の入った道具が並んでる。
使い込まれた笊、でこぼこのお鍋、たくさんのボールやバット、調味料。

あたしは、バイト先の厨房に、先生の仕事場と同じ暖かさを感じるの。


とりわけ、料理長が無駄な動きをせず、静かに素早くお料理をする様子は、
先生がペンを持ったときの姿と、すごく似てる。

先生は、魔法のように描く。
料理長は、魔法のようにお料理する。

あたしは、先生のそばにいたのと同じように、毎日幸せな気持ちで働いてたの。


2番目に働いていたホラー作家の事務所は、2年前に辞めました。
代表を務める先生の娘さんに、クビを言い渡されたから。
先生には、自主退社ということになってました。

辞めると知った先生は、使い慣れた筆で色紙を描いてくれました。
あたしにはずっとよくしてくれて、優しい先生だった。


ユーモア先生はもういないけど、あたしは厨房で元気に働いてて、
ホラー先生のお手伝いはもうできないけど、先生は元気に活躍してる。

あたしはそれなりに、満ち足りた気持ちだった。


なのに…。

先日、そのホラー作家の先生が亡くなったの。

ご高齢ではあったけど、あまりに突然だった。


あたしは、しばらく動けなかった。

あの先生も、天国に逝ってしまった…。

 

ああ、ユーモア先生が亡くなったときのことまで思い出す。

自分の体に穴が開いたように思うけど、ちっとも体は痛くない。
体中がバラバラになったように思うけど、ちゃんと体は動かせる。

傷ついたのは心なんだ、って、しばらく気が付かないほどのショック。

あの時は、事務所にマスコミがたくさんきて、電話が鳴り続けて、
最後に食事したのがいつか思い出せないほど、対応に追いまくられた……

 

ああ、色んな思いが湧き出てくる。

今頃、ホラー作家の事務所も大変だろうに。
クビになったあたしには、何のお手伝いも出来ない。何の役にも立たない。

バカだな、あたしは。
なんでクビになるようなヘマをしたんだろ。


クビといえば、ユーモア先生の事務所だって、
あとから社長になった娘さんにクビになった。
ほんっと、あたしバカ。

今の厨房だって、のびしろなくって、停滞してる。
Facebookも、うまくいってない。

何やってんだろ、あたし。


先生がいなくなってしまった喪失感と、自分のふがいなさがあいまって、
鬱々と落ち込んでいく。

好きだった厨房の風景や料理長の手さばきを見ていても、
もう、悲しいことしか思い出せなくなってしまった。

いつでも、暖かい気持ちになれる場所だったのに。


料理長を先生に重ねていたことも、大きな間違いに思えてくる。
失ったものを、追いかけてただけじゃないの。
あたしが大好きで大事にしてたものって、なんなの…。

 

今日は、二週間ぶりに、厨房バイトがお休みでした。
何もする気が起きなくて、布団をかぶって、でも好きなブログ見てた。

そのせいか、西日の当たる部屋で、暗い思いで、夕焼け見てたら、
このことをブログに書く気持ちだけが沸いてきたの。

 

週明け、元気に厨房に行けるだろうか。
先生、あたしに力をちょうだい。


ご冥福を祈るべきなのに、すがってる…。


今の富士子はこんな感じ。

 

なんか申し訳ないです。
読んでくれてありがとう。

 

 

おばさんバイト、最大級の凹み

窓のそばに座ってると寒いわ。
冷え性歴=年齢、富士子(46歳)です。
持病は坐骨神経痛です。


さ、みなさまお気づきでしょうかっ!?

ええ、11月30日にお誕生日を迎えましてね。

富士子(45歳)から、富士子(46歳)となりましたー!!

パチパチパチ。


お友だちからもお祝いメッセージ色々もらったんですけど、
「レベルアップ、おめでとう!」って書いてくれた子がいましてね!

これよ、これ!
年を重ねるって、レベルアップなのよ!

って、思わずマドラーでひざを打ったね。


日々、ブランニュー富士子。
死ぬまで、バージョンアップ。

この精神で行かなきゃ。


とか言いながら、今日もこんな話題ですみません。

 

凹んだ理由その3

この一ヶ月間ずっと凹んでた理由を綴るシリーズ、3回目です。

先日、ホールの女の子の送別会がありました。
飲み会送別会のたぐいは不参加を通してきたのですが、今回は顔見知りの子で
お世話にもなったので顔を出してみたわけです。

そしたらコテンパンに凹む事案が発生!

 

いやあ、当日の一週間くらい前から緊張しちゃってねー

なにせ、20代前半に囲まれる飲み会よ。


人数の分布で言うとね

ホールスタッフ(20代)> キッチン男子(20代&30代)> キッチン熟女(40代)

 

構成比としては

20代前半:80パーセント
30代  :19パーセント
40代  :01パーセント

1パーセントって、宗教で言えば、ゾロアスター教くらいか?(適当)
それくらいのマイノリティ。


何日も前から、天使くん(34歳)に、

「あたしホールの子は全然知らないんで、絶対出席して下さいね。
 知り合いいないと緊張するから!」

と、みっともなくお願いする始末。


当日は、目立たないようひっそりと座って飲み食いしようと思ってたのに、
会場の居酒屋雑居ビルを探し当てるのに失敗して、堂々の遅刻。
しかも、道に迷ったんじゃないかと心配した店長&ホール男子が、富士子を探しに街に出た直後…。

なんだよ、あのおばちゃん。
新宿住んでるくせに、面倒かけんじゃねーよ。

っていう、みんなの心の声が聞こえた(気がする)。


うわー、いきなり浮いちゃったよ!こえーよ!

と思ったけど、そこはポーカーフェイス。

おばちゃん(あたし)が来た所で、とりあえず乾杯!、飲み会スタート。
戻ってきた店長に謝ったり、隣に座ったホール男子に挨拶したり、無難だけど面白みに欠ける会話をポツリポツリと続けました。

 

でね。
みなさん、気になりませんか?!
気になるでしょー!!

料理長(かっこいい)は、どこにいるのか??


はい、富士子の斜め向かいのさらに隣でしたよ。(遠っ)

お鍋の火加減を見ながら、タバコをくゆらせてました。
あたしがホールの子としゃべってるのを、手持ち無沙汰そうに、聞くともなしに聞いているような…

実は、この日、Facebook用に撮影した一品料理の写真を、料理長に見てもらう約束をしてました。

でもね、いきなり隣に座るのも気が引けるし。
かといって、どのタイミングで行ったらいいか、よくわかんないし…


雑談が出来るほど近くはなく、話が聞こえないほど遠くもない。

そんな微妙な距離に座ってる料理長を、完全に無視も出来ず、会話の折々に、同意を求める風な笑顔を向けてみたりして、でも目を逸らされたりして、みるみる、ぎこちなくなる富士子(45歳)。


ど、どうしよう、いつ写真を見せよう。
この前、ヤなこと言われたばっかりだし。ただでさえ緊張するのに…

なんかもう、自然に振舞えなくなってきた、ちょうどそのとき。

 

「おつかれさまでーすっ!」
って、超明るい、ちょっと酔っ払って頬を赤らめてる女子(推定22歳)が登場。
ダブダブのコートに、おっきなニットの帽子をかぶって、無邪気で素朴な女の子。
他の飲み会を終わらせてからこっちにきた、って感じで、超砕けたリラックス加減だったんだけど…


料理長を見るなり「あ!料理長だー!」と抱きついて、隣に座ったじゃありませんか。

座っても、まだ抱きついてるじゃありませんか。

「ん?どうした?」とか言われて、料理長に頭なでられてるじゃありませんか。

 


みなさん。

このときのあたしね。

本当に可哀想だったわよ。

 

あたしがどうにも詰められずにいた微妙な距離を、彼女は楽々と目の前で越えたのよ。

あたしには、確かに見て欲しいものがあったのに。
時間をかけて準備したものだったのに。
距離を詰めたい思いは、誰より強かったはずなのに。

 

っていうかね。

こんな風にみじめになってることが、何よりもみじめ。
この展開に、いい年ぶっこいてうろたえていることが、かなり痛い。残念。お気の毒。

ご愁傷様です。帰っていいよ。ブスばばあ。

 

自分に毒づきながらも、口角を上げて笑顔を作る富士子(45歳)。

こういうときはね。

砕け散ったプライドを、割れた煎餅拾うみたいに慌ててかき集めてる小人をイメージして、「なんか可愛いかも」とか思うと、自然と笑顔になれるのよ。

みじめな時、あたしはいつもそうしてるの。

 

まあ、彼女はその後、反対側の席に移ってまた抱きついて、勢い余ってお酒をこぼし
料理長の服を濡らし、他の席を徘徊した挙句、長椅子で寝てしまったのでした。

それでようやく、料理長の隣が空き、
「静かになったこのタイミングで」って感じで、写真を見せることが出来ました。
やれやれ。

 

結局、この一件では、一週間くらい凹み続けたわね。

どうよ。ヒマでしょ。笑っていいわよ。


でもね、こんときは45歳だったけど、今のあたしは46歳だから。
もう、バージョンアップしてるから。
そこんところよろしく。


明日もバイトです。頑張ります。

おばさんバイトは、しつこく凹む

 

冬です。
ガスストーブが大活躍ですよ。
ガス代が心配ですよ。

この一ヶ月、凹んでいた富士子(ギリギリ45歳)です。


凹み理由その2

ふと気が付いたら、フリーター生活も2年目を迎えていました。
居酒屋バイトを始めたのは、去年の10月末。
もうね、1年以上経過したってことですよ、ええ。

それなのに…。
未だに、椎茸や獅子唐を串に刺す毎日。
イベリコ豚をカットするのに秤を手放せない毎日。
スモークのこげ具合が安定しない毎日。

ない。
なさ過ぎる。
何がないって、のびしろが、よ!!


キッチン男子の天使くん(34歳)に、

「富士子さん、もう1年経つんッスか?」って、若者口調で言われて、

「そうッスよ。もう一年も、椎茸の串打ちやってるんッスよ」って、

せいいっぱい口調を真似て答えたんだけど、そこはスルーした天使くん。

「飽きますよね、いい加減。ほかの事やりたくないですか?」

って、図星なことを言ってきてねー。


「やかましーわ!」


って、強気に言えれば良かったんッスけど…。

 

「しょうがないです。あたし、手が遅いし。
最初は料理長も、今は慣れていないから遅いだけでそのうち早くなるから、
そうしたら段階を踏んで次のことを、って言ってくれてたけどけっきょくそのままでいちねんもたっちゃってあたしにのびしろがないんですしかたがないですもうとしだし」


って、すんげー湿っぽい言葉がツルツル出てきちゃって、秒速で自己嫌悪!

なに?

なんなの、この重たい感じ! やな女!! ひとりでやってなさいよ!


ああああ、恥っさらし!

 

実際、いまだに、自分の担当以外のことは把握できてなくて、全体の流れがわかってないです。営業時間に働いていないから、お料理の完成形も殆ど見たことがないし、業者さんから届く食材や調味料も、何に使うのか完全には把握していない。冷蔵庫のものの置き場も、わからないものがある。

そんなていたらくで「Facebookは周一で更新したい」って言っても、
当てにも頼りにもされないわけよね…。


頭でわかってても、「よっしゃ、覚えるぞっ!」ってならなくて、
「なんかもう、あたしって所詮そんなもん」って思っちゃってる…。

 

記念すべき2年目突入なのに、前向き思考がすっかり途絶えてる富士子(45歳)。

週明けには46歳を迎えるのに…

大丈夫か?!


明日もバイト、がんばります(定型文)。

 

 

 

おばさんバイト、Facebookで凹む

 

 

うわー
一ヶ月以上も、ブログ書いてなかったよ!!

どっこい生きてる、まもなく46周年を迎える富士子(今は45歳)です。


この一ヶ月、どうしていたかって言うとね。

凹んでましたよ。

 

凹み理由その1
バイト先の居酒屋さんのFacebookをやってまして、けっこう順調に更新していたのですが、このところ、雲行きが怪しくなってきたのです。

先日まで「あきた食材フェア」を開催していて、秋田の名品を使ったお料理を出してたんです。本社の広報部が専用のメニューを作っていまして、それを見ながら料理長(かっこいい)とこんな会話が。


富士子:このメニュー、お料理紹介の文章が上手ですよね。
    誰が書いているんでしょうね。

料理長:本社の誰かじゃないですか。

富士子:調理法の説明は、料理長に聞かないとわからないでしょう?

料理長:もとの文章は自分が書いていますけど、大分修正されてますよ。

富士子:そうなんですか?

料理長:どんなに変えられても気にしませんけどね(笑)。

富士子:おいしそうな文章ですよね。こんな風に書けたらいいなあ。

料理長:…。

富士子:文章で伝えるのって難しいですよねぇ。

料理長:富士子さん、文章が固いんですよね。長いし。

富士子:…(え?)

料理長:あらかじめ書くんじゃなくて、入力しながら書くんでいいんじゃないですか。
    その方が臨場感も出るし。

富士子:…(ええっ?)

料理長:軽い感じでいいんですよ、別に。
    うち、居酒屋なんで(苦笑)

富士子:…(がーん!!!)

料理長:…。

富士子:あ、あの、そんなふうに上手に出来なくて…。
    で、でも、やってみます。

 


いやぁ。
確かにね、資生堂パーラー(銀座)とか、てんぷらの八坂圓堂(祇園)とか、参考にしてましたよ。
こんな風に美味しそうに紹介したいと思ってましたよ。
でもね、決して高慢ちきに気取ってたつもりはなかったのよ!
ただ、美味しそうに見て欲しかっただけなのよ!
みんなが頑張って作ってるお料理だから、大事に紹介したかったのよ!


だけど、料理長(かっこいい)は、ずっと、不満に思っていたのね…。

ショック!

そう思われてたこと、それに気が付いていなかったことが、ダブルでショック!

それまでは、ネタをいくつか用意して、あらかじめ文章も書いて、写真のセッティングもして…、と段取りしていたのが、やりづらくなってしまった富士子。


どうやって料理長にネタのプレゼンしたらいいんだ…
どう思われてるかわかんないと思うと、怖くて何もできん…!


肩の力を抜けばいい、と頭でわかってても、ショックの反動で緊張しちゃって、
またもぎこぎないおばさんに逆戻りしちゃったのでした。


凹み理由その2は、また今度のお楽しみで。

 

あーあ、冬の風は冷たいぜ!

 

明日も日曜日だけどバイトです。

がんばります。

 

 

おばさんバイトと外国人客@ゴールデン街

あっという間に秋になりました。

新宿の街も、ジャケット着用率が高いです。
まれに、半そでの勇者を見かけますが、大抵は外国からの観光客です。

とりわけ、欧米系の若者のみなさん。
風がぴゅーぴゅー吹いてるのに、半そで。

平熱が高いのか?


あたしはといえば、早くもヒートテックのお世話になってますよ。

今日はね、新宿東口のビックロで、
「ウェストウォーマー ショートパンツ」買ってきたよ!

おなかが冷えるとと、更年期が辛いっていうしね。
990円と安かったしね。


ゴールデン街でのバイトも、5ヶ月目に突入した、富士子(45歳)です。
酔っ払いに「ママ」と呼ばれるのも慣れてきました。


ゴールデン街は、50年近い歴史がある飲み屋街ですが、
最近は外国人観光客がものすごく多いです。

新宿のメインストリートで一番多いのは中国人観光客ですが、
ゴールデン街にやってくるのは、8割が欧米系です。

ようするに、白人の皆さん。
浅草とか京都にいそうなイメージだけど、
なぜか、彼らは汚いゴールデン街が大好き。

 

で、白人の皆さんも、大きく二つに分類できます。(富士子総研調べ)

・チープ旅行を楽しんでる若者層 
いかにもバックパッカーな貧乏服装の子もいれば、デスメタルなタトゥー入れた
長髪の太っちょもいます。安く飲んで、明るく楽しく騒ぐ人たち。
職業不詳で、お酒が入るとちょっと怖いです。


・それなりに費用をかけて旅行している中年以上の層 
たいていがビジネスマンか研究者で、日本で働いてたりします。
母国から遊びに来た友達を引率して、初めてゴールデン街へやってきました。
なんてケースも多いです。
京都、北海道、長野などを2週間かけて回って、日本を満喫。
しかもグリーン車に乗ってそうな感じ。

 

で、あたしの働くバーにも、外国人観光客がちょいちょいご来店。
英語できないし、ほんっと、困るんですけどね。

でもね、目の前に外国人が来ると、なぜか、ワクワクするのよね。

「え、なになに? ここで飲んじゃうつもり? マジで? で、どっから来たの?」

なんつって、物珍しさを隠せない!

 

いやー、なんだろうね、この「わぁー! ガイジンだー!」な興奮って。

思えば小学生時代。
駅前に人だかりが出来てて、なんだろうと思って人を掻き分けたら、
そこに、ウィッキーさんがいたことがあってね!

「ワンポイント英会話」のロケだったのよ!
「ズームイン朝」の!

つっても、富士子家では原則テレビ禁止で、ウィッキーさんなんて全く知らなくてね。
それでも、テレビカメラとか照明とか持ってるロケ隊の非日常感はハンパなくて、
「うわー、ガイジンだっ、しかもテレビに出てるガイジン」と興奮したもんです。

その後も、電車や路上で外人を見るたびに、いちいち、
「あ、ガイジンだ!」と、ガン見しちゃう子ども時代を経て、
大きくなって海外旅行なども行くようになり、
多少は外人にも慣れていいはずなんだけど、さほど変化なし。

黒人を見かけたりなんかすると、特にダメ。
「あ、黒人だ、どこの国の人だろう」と、好奇心による心の声がとまらない。


グローバリゼーション? なんの話?ってくらい、あたしってば、遅れてるのよ。


外人って珍しいし、何なら触ったりしてみたいくらい興味もあるけど、
英語できないし、しゃべるほどの勇気はなくて、やっぱり緊張する。
っていう、日本人らしい屈折した好奇心を保ち続けた富士子ですが。


ゴールデン街で働くようになって、ガイジンの皆さんとふれ合いのチャンスが!

なんと、今まで接客したガイジンさんは…

フランス
アメリカ
中国
イスラエル
ハンガリー
スウェーデン
オランダ
スコットランド
イスラエル


どうよ!
このグローバルな展開!

みなさんとの会話を、中一英語で乗り切ったあたしを誰か褒めて欲しい。


ちなみに、富士子のバイト先バーは、1000円のチャージがかかります。
これね、ガイジンさんには大変評判が悪い。
そういう習慣がないもんだから、会計のときにトラブルになりやすいのです。

なので、外人客には一番最初に説明するんですが、帰ってしまう方も多い。
冒頭で説明した、チープな旅行を楽しんでいる方々ですね。

まれに、「オーケー」と言ってくれるお客さんもいる。
彼らはたいてい、費用をかけて旅行している中年熟年層です。

 

チャージの壁を乗り越えて、ご来店して下さる皆さんは、心も寛大!
あたしのつたない英語も我慢してくれてるし、母国の言葉も教えてくれます。

なにより、あたしの、あからさまな好奇心に答えてくれる!


知ってた?

イスラエル人ってね、ヘブライ語しゃべってるのよ。
しかも、3000年の歴史があるんだって。

ハンガリーとかスウェーデンって、英語も普通にしゃべるんだって。
「じゃないと、隣の国に行けないでしょ」的なことを言ってました。

隣の国にだって気軽に行かないよ、あたしゃ!
飛行機なんて、そう乗らないよ!

アメリカってね、ニューヨーク以外はみんな田舎だって。
ロサンゼルスだろうがフィラデルフィアであろうが、田舎だって。
ニューヨーカーって、そういうこと言うのね。


中国の若い人は、天安門事件がどんなものかわかってるって。
で、波多野結依っていう日本のAV女優が大人気だって。

スコットランドの伝統料理は、ハギスっていう、でっかい腸詰みたいなものだって。
教えてくれたのはスコットランド人だけど、
お父さんが香港から移民したっていう中国系の人でした。

え?
中国人じゃなくて、中国系スコットランド人?
えーっと、中国系イギリス人とは言わないの?

って疑問だったけど、そこまで会話する英語力はなかった…


グローバリゼーションの波が押し寄せるゴールデン街

どうせなら、もっともっと色んなことを聞きたいけど、いかんせん、英語力が…。

好奇心が不完全燃焼で、もどかしい!


英語に自信のある方は、是非ゴールデン街にお越し下さい。

で、身振り手振りと筆談で格闘する富士子を助けて欲しい!


あしたもバイト、頑張るぞー!

 

※ラジオ「基礎英語」聞き始めました。そっちも頑張ります。

 

おばさんバイト、ツイッターで若者をフォローしたら

 

若者のすなるついったーといふものを、中年女もしてみむとてするなり。

                     新宿日記  富士子


ブログの更新が滞り気味の、富士子(45歳)です。
昼は居酒屋厨房で、夜はゴールデン街でバイトしてます。


かけもちバイトには慣れてきたのですが、やっぱり
ブログを書く持久力が、ぐんぐん低下する今日この頃…。

 

実は、今年のあたまに、きまぐれにtwitterを始めてました。

まかないがカレーだったとか、おやつにクッキー食べたとか、
備忘録っぽく使っていましたが、
誰がフォローしてくれるでもなく、誰をフォローしていいかもわからず、
何週間も放置することもしばしば。

ツイッター、意味がないなあ、止めようかなあ…
って、漠然と途方にくれていた頃。

 

厨房で働くツイッタラーさん、いないかなーと検索していたら、
この子是非応援したい!っていう男子が現れましてね、奥さん。

料理人を目指してる、大阪在住の17歳の若者です。

どうやら、中学を出て高校に通ってはいるらしいのですが、
日中は、板前修業をしている様子。
プロフィールにそんなことが書かれてて、ツイートもお仕事のことがたくさん。

といっても、そこは十代ですからね。

仕事の弱音を吐いたと思ったら、「やったるで!」なガッツ表明をしてみたり。
おやおや体育会系?と思ったら、「誰かあそばへん~?」な寂しがりだったり。
後輩を叱り飛ばしたと思ったら、「彼女ほしいわ~」と弱気になったり。

お、面白いっ…!
元気のいい十代の少年、かなり、いいぞ!

たまに写真もUPされるのですが、これがまた、絵に描いたようなヤンキーでねぇ。

背中一面に、昇り竜と短歌のようなものを刺繍した
ながーい学ランを来た若者が、ズラっと並んでたり、とか。

そんな若者たちが、何かの祭壇に一礼してたり、とか。

夜の歩道橋下に集って、ポーズとってたり、とか。


もうね、毎度毎度の飽きのこない展開。

「フォローのしがいあるわ~」

と楽しみに読んでおりましたが…。


あるとき、地元(関西)のお祭りに行ったときのツイートに、
男の子の写真が写りこんでたんですよ。

「T君も一緒やで」という言葉とともに。
「すれ違う知人に、元気出せよ、と声をかけてもらった」という言葉も。

 


その後、またも地元のお祭りシーズンが近づいてきて、
御神輿を引っ張る練習が始まったのです。
彼のツイートは、その練習がメインになって行きました。

「今日も、T君と一緒やで!」という呟きとともに、
たびたび、練習風景の写真がUPされるようになったのですが。

前にも見た、T君の写真がまたも写りこんでる。

よくよく見て気が付いた。
T君の遺影だったの。

 


確かに、今までに、T君の健康を気遣うツイートがちらほらあったよなぁ。

あらためて、彼のツイートを見直して、胸を衝かれました。

T君は、彼と同じ17歳でガンに冒され、命を落としていたのです。


それを踏まえて彼のツイートを読むと、全く違う風景が現れました。

 

刺繍入りの長い学ラン姿は、彼らの中学の卒業式のもの。

T君と思しき少年が、その学ラン姿でポーズをとる写真が何枚もUPされていました。
「T、ずっと一緒やで」という言葉と一緒に。

Tくんの学ランを「かっこええわぁ」と褒める女子のツイートを
彼が、「良かったな、T」とリツイートしてるのもありました。

それらはみんな、逝ってしまったT君を想ってのつぶやきだったの。


そして、祭壇に一礼するヤンキーたちの写真は、T君の葬儀での一幕でした。

彼らは「正装」して、T君の葬儀に集まっていたのです。


頭を殴られたような衝撃、って、こういうことを言うんだろうな。

あたし、全然わからなかったよ。
イキのいい若者の、やんちゃな仲良し風景だと思ってた。
「アホだなー、好きだわーこういう子」って、見てた。

全然違った。


T君自身のツイートもリツイートされていて、
T君のアカウントを見ることも出来ました。

「誰か遊ばへんー」
「頑張らんと」
「明日には帰れるで!」

一見すると、ごくありふれた普通の独りごとだけど。

病と闘うT君は、どんな思いで呟いたんだろうか…。


「あーもう、なんで俺なんや」

この数文字に、どれだけ悲痛な気持ちがこもっていただろうか…。

 

見るからに、気持ちを言葉にするのが苦手そうな、
Tくんおよび彼の、不器用でストレートなツイートの数々。

あたしは、涙が止まらなくなっちゃって。


彼らは、病気という状況をツイッターではわざわざ説明しないんだよね。
その時々の思いを、短い言葉でつづるだけ。

しかも、それはふだんの言葉なの。
かしこまっても飾ってもいない、ふだん使う普通の言葉なのよ。

彼らのやり切れなさが、リアルに伝わってきてね。

あたしは、夜中に一人で、PCの前で号泣してしまった。

 


「Tの分も生き抜く!」と
T君の遺影とともに、御神輿を引いて走る彼。

「Tの生きたかった一日は、今日のこの一日なんだ」とばかりに。


***


ツイッターって不思議だよね。
ブログは、かしこまって文章を書くツールだけど、
ツイッターは、何も構えず、リアルタイムに気分を書き込める。

あたしの世代だと、情報収集や意見交換にツイッターを使う人も多い。

でも、あたしには、17歳の彼らのリアルと本音を写し取ったことが、
ツイッターのすごいところだと思える。

特定の友だちとつながるLINEでもなく、ましてやブログでもない。
緩く誰とでもつながるツイッターならでは、だと思うの。

 

「なんで俺なんや」

スマホの画面に打ち込む言葉は、誰に向けてなんだろうか。
友だち? 自分? 神さま?
きっと全部なんだろうね。


***


あたしも、一日を大事に過ごそう。 


今日もバイト、頑張るでー!!

 

 

 

おばさんバイトと、福山雅治ファン

 

テレビのワイドショー好きな人、手を上げてー!

あたしはあんまり見ないんだけどね。
たまたまつけっ放しだったテレビからこんな声が…。


「40代最後の砦だったのに、残念です!」

なになに? 40代の話題? 

と思ってテレビに駆けつけたところ。

イケメンの誉れ高い福山雅治が、結婚するとかどうとか。
嘆き悲しみ、ショックで会社を休む人もいるとか。
それらの殆どが、いわゆる「お姉さま、お局様」の年代だとか。

ほーお。
なにかい?
福山雅治が40代にして独身だったことが、何かの励みになってたのかい?
他に考えることはないんかい?!

と、イケメンに興味の薄いいつものあたしなら、冷たく言い放つんですけどね。


わかる!
わかるよ!!

「あなたには恋人いませんよね?」っていうのが、励みになること、あるよ!


今日も、厨房とゴールデン街のバイトに励む、富士子(45歳)です。
料理長(かっこいい)に彼女がいないとわかって、にんまりした過去があります。

だからねー!

「えっ? 結婚するのっ?!」

っていうファンの皆さんの驚きは、よーくわかりますよ。ええ。


あたしの場合ですね、

「えっ? 友だちが女の子紹介するって?!」

っていう驚きでしたよ。


料理長(かっこいい)は、恋人と別れて独り身だったんですけどね、
彼女がいないのを惜しんだ仲間たちが気を利かせて、
女の子を紹介する運びとなったらしくてねー。

独り身とわかってちょっと嬉しかったのに、
間髪おかずにズンドコに突き落とされた富士子(45歳)。

 

だ・か・ら!

日本中の福山雅治ファンのみなさんが、どんなに気落ちされておいでか、
富士子はよくわかります。

「約束が違う!」
というみなさんの心の叫びが、あたしには聞こえる。

が、しかし、誰もそんな約束していない(笑)

それでも、「話が違う」といいたい気持ちはよくわかる。
むなしい独り相撲なのも、よーくわかる。
「あほじゃん、あたし」と自嘲気味なのも、よーっく、わかるよ!

 

実際のところ、料理長と女の子がその後どうなったのか、あたしは知りません。

聞けないよ…。
んなこと、聞けない!

そもそも、あたしと料理長(かっこいい)は、ふだんから雑談などはしないの。

仕事中は忙しいってのもあるけど、なんたって料理長ですから、
厨房では一番偉いわけです。
若手のキッチン男子から見たら、雲の上…とまではいかなくても、
相当大きな存在なわけ。

リスペクトを一身に集める料理長なわけですが、あたしには敬語。
断然年上、誰が見ても年上なあたしには、敬語。

ま、敬語は仕方がないとしても、ね。


なんかこう、あたしのほうが偉そうにしてる場面がちょいちょいある。
Facebookについてグイグイ押して、料理長を従えてる感が、なくもない。

いや、実際のところは、料理長に振り回されているのはあたしなのよ。
でもね、端から見たら、

「あのおばちゃん、料理長になんか言ってる」

って見えるはず。

 

料理長自身も、Facebookなんていう、専門外の広報的な仕事について、
なぜかバイトのおばちゃんにヤイヤイいわれて、
戸惑いながらも付き合ってくれてるんだと思う。

「富士子さん、こういう仕事してたみたいだし(おばさんだし)、尊重しとかないと」

みたいな感じで。

 

それが伝わってくるんで、あたしも余計意識しちゃって、
エラそーに見えないように、と最大級の敬語で返したりして、

「エレベーターでキャベツお上げになりました?」

みたいなおかしなことになってる…。

 

そんなわけで、あたしと料理長(かっこいい)は、
ざっくばらんに雑談をする雰囲気はまるでなくって、
お互い気を使って、若干緊張しあってる関係なわけ。

なので、フレンドリーに

「あ、この前言ってた彼女、どうなりました? ラブラブっすか~?」

なんて、とても聞ける状態ではない。


「映画とか観に行くと楽しいですよね、ジュラシックワールドとかどうッスか?」

なんて、探りを入れる引っ掛けトークも、
若手のキッチン男子君だったら言えても、料理長にはとても言えない!!


あああ、でも一体どうなってるんだろぅうka/?

気になってキーボードもまともに打てない…。

 

全国の福山雅治ファンのみなさま!
こんな形で寄り添い会える日が来るとは思ってなかったですが、
独り相撲だって何だって、にんまりやうきうきを楽しんだんだから、

顔を上げて笑っていこうぜ!


あたしは…
そうね、よく考えたら、料理長と普通に会話したいわね。
お酒が入るとしゃべれるんだけどねー。
でもふだん無言だから、お酒に誘うきっかけもないわけで、
結局、しゃべれる機会は全然ないのよ。


Facebookは順調なのに…。
なんかへん~!!

どうしたらいいんだ~?!

 

今夜も、バイト頑張ります!

 

Facebook順調な秋!

 

シルバーウィークっすよ!
皆さん連休エンジョイしてますか。

あたしは、成田の近くにある畑に来てます。
今日は、たまには動物性たんぱく質もGETしようと、釣りにチャレンジ。
ハゼを一匹手に入れました。
イエーイ!


さっそく、さばかなくっちゃ!

その前に、やり方を動画検索!

……。

いやー。
泥縄もいいとこだよねー。
魚なんて、せいぜい鯵と烏賊しかおろしたことないからねー。
厨房で働いてるっつーのにねー。


何があっても落ち着いてて、
対処方法をわきまえているのが大人ってもんである。

子どもの頃、割と本気でそう思っていて、
自分も自然とそういう大人になれるって、これまた本気で思ってたんですが…。

なんか…。 違うっぽい。

はぜを釣り上げてから、ハタと大慌ての愉快なサザエさん
ではなくて、富士子(45歳)です。

早く大人になりたい!

 


さて、料理長とお食事をしてまで、
Facebookやりたい」と伝えた富士子。

その後、どうしていたかというと…。

 

千葉の田舎家(固定資産税滞納中)で
トマトと枝豆を収穫しながら、10日間も夏休みを過ごし、
広島や江田島に旅行して(国内なのに格安航空LCC使用)
平和を噛み締めながら海軍カレーを食べ…。

遊んでばっか!

いや、厨房でもゴールデン街でも、バイトはしてましたよ。
でもね、あんまり暑くて…。


その間、Facebookの更新は、一回だけ。

あれだけ、料理長に熱弁ふるっておきながら、一回だけ。

まずいよ、富士子。

 

で、9月に入って、真剣仕事モードに切り替えました!

あたしね、Facebook用に、いくつか記事を書き溜めてたの。
こんなネタはどうかなー?って思いついたものをいくつか。


で、料理長とのお食事の時に持って行き、
「こういうのをUPしていくのはどうでしょう」とプレゼンしてました。

・炭火焼の美味しさの秘密
・プレミアムポークの紹介
・テーブルに備えてる自家製調味料の紹介

などなど…

でもって、いくつか、写真撮影まで進めて良いと言ってもらってたのです!

イエーイ!


その上、秋のコース料理がそろそろスタート。
本社の広報担当者が、宣伝用に料理の撮影をするときに、
一緒に撮影させてもらえることに。

ますます、ネタが充実!

イエーイ!

 

ただね、コース料理の撮影って、あたしには鬼門。

夏のコース料理の撮影したとき、写真はすべて料理長からNGくらって、
ならばお品書きを画像データにしてUP、という苦肉の策に出たところ、
データ加工に異常に時間がかかった上に、タイムラインには画像が切れて表示され、
「いいね」の数も少なく、本社さんにも「ちょっとこれなに?」的な反応をされ…。

という苦難の物語はこちら

コースの撮影で撃沈  

コースをFacebookに載せたい・その1   その2   その3   最終回

 

 

その後、写真の腕が未熟なまま、先日とうとう、秋のコースの撮影日を迎えちゃった。

でもね、何事も経験って大事。


前回の轍を踏まえ、今回は、撮影しやすそうな料理を2~3品に絞って、時間をかけてじっくり撮影し、残りはダメ元で時間をかけずに済ませることにしました。

どうよ? メリハリ付けて、戦略っぽいことしてるでしょ。

ま、それでも、納得いかない中途半端な写真が殆どだったけど、
いくつかは、格好のつくものがありました。

 

写真データをPCに移すと、なんと!

あとは、写真選びと文章、UP作業まですべて、料理長が仕上げてくれました。

 きゃー!!

まさかの、料理長 featuring 富士子!

(図々しい)

ま、自分がやるほうが早い、って考えたんだと思うけど。


でねでね!

選んでもらった写真と書かれたテキストを見て、
「さっすがー!」って惚れ直しちゃったね!

料理の紹介は、あたしがヒアリングして書くより、ずっときめ細やか、かつシンプル。

写真も、
一番おススメのコースから、
一番手の込んだ品の、
一番マシに見えるのを、
バランスよく選んでくれてました。

さっすがー!


つくづく思うんだけど。

お料理が上手な人って、ちゃんと見た目を気にするんだよね。

しかも、早い。
見た目のきれいなものを、早く用意できる。

これって、やっぱりセンスというか、職能だと思うわ。

きれいに盛り付けた料理を、手際よく作れる人って、
見た目のきれいな写真を撮って、料理のポイントを要領よく説明、
なんてことも、あっさりこなせちゃうんじゃないかな。

ま、人によるとは思うのですが、その辺も料理の延長と捉えてそう。


写真&短い文章で構成するFacebookって、
SNSが苦手な料理長みたいな人であっても、
やってみればすぐ馴染むんだと思うわ。


あたしが大好きな、お料理や珈琲のブロガーのみなさんも、
超ハイクオリティな記事をコンスタントにUPして1億イイネなレベルだけど、
作成にはさほど時間がかかっていないと思う。
生産性が高いお仕事なさってると思う。

あたしなんて、すごい時間かかってんだから!
写真もないのに。

 

実際、料理長(かっこいい)も、
あたしの5倍のスピードで、5倍のクオリティの記事をあげちゃいます。

さっすがー!

 

でもね、やっぱりね、これって、
あたしとの呼吸がピッタリきてる、ってのもあると思うの!

だって、だいぶ、コンビネーション取れてきたよ?

春先には、Facebookそのものから逃げ回ってた料理長が、
秋になった今、自ら記事を書いてくれてる。

いやまあ確かに、もはや逃げ切れない、って状況作ってるけどさー。

なんかこう、阿吽の呼吸でコラボな仕事してると思うのよー。

前向きすぎ?

 

 

ま、そんなこんなで、秋のコース紹介記事、すでにUPされてます。

炭火焼の紹介とか、調味料の紹介とかも!

Facebook担当部長(自称)としては、絶好調の実りの秋です。

みんな、是非チェケラー!

 


それにつけても、だ。

あたしも、生産性高い仕事したい。

どうすりゃいいのか…?!

 

明日、釣りしながら考えます。

たくさん釣れますように!

 

おばさんバイト、料理長とお寿司食べてプレゼン

うわー!
一ヶ月以上もブログやってなかった!

その間、特に事件があったわけでもなく
たっぷり夏休みをとった後は、昼夜バイトに明け暮れていた富士子(45歳)です。

みなさま、ごきぶりいかがですか?


ちょっと前のことなんですが。

なんと!!

憧れの料理長(かっこいい)とお食事したんです。
ツーショットですよ、奥さん!
料理長(かっこいい)と二人きり!


っつってもね、行ったのは、歌舞伎町の24時間寿司屋。
しかも、仕事終わりで疲労度MAXの夜中の11時スタート。
テーマは、「Facebookをちゃんとやりませんか」のプレゼン。


もうね、デートとかじゃないですよ、奥さん。
親睦ですらない、企画プレゼンですよ。

あたしね、やっぱり、週に一度くらいは、Facebook更新したいんです。
何とか、そのための流れを作りたい。
料理長のお考えを、一度じっくり聞いてみたい。

だってね。
せっかく写真の練習していても、料理長との協調がうまくいかないと、
撮影どころか、ネタの選定すらままならない。


思い切って、「どこかでお時間を頂けませんか」とお願いして、
Facebookをやりたいって、ちゃんと伝えることにしたの。

とはいえね。
あたしは、ただのパートのおばちゃん。
社員さんの、しかも厨房責任者のキッチン番長に、
プレゼンをするなんて、もうね、清水の舞台から飛び降りる覚悟ですよ。(古っ)

 

そもそも、料理長は徹底的に職人気質というか、
広報や販促には全く興味がないタイプ。
Facebookでお料理情報を載せたいといわれても、
どんな情報をどう載せたらいいのか、判断したり責任を持ったりすることに
大きな抵抗があるみたい。

ま、職人気質ゆえ「やるとなったら徹底的にやる」傾向もあるので、
どの程度までやったらいいか、加減がわからないというのもあると思う。

なので、あたしのプレゼンに、抵抗や負担を感じる可能性は、すごく大きい。

下手したら嫌われちゃう!

それはいや!


というわけで、前の日に良く考えました。
言いたいことは、たった一つ。

「料理長の料理を、みんなに好きになってもらいたい」

これだけッス。


当日は、右手と右足が一緒に出ちゃう、へんな歩き方でお寿司屋さんへ。
ま、大人の打合せですからね、生ビールからスタートです。

「うちのFacebook、けっこう見ている人がいると思うんです」

「更新しないともったいない気がします」

「お料理にどう手間をかけているか、お客さんも知りたいんじゃないでしょうか」

「だって、バニラビーンズ使ってカスタード作ってるって、すごいです!」

「それをこの値段で食べられるって、伝えないとわかんないですよ。」

などなど、思わず熱く語る富士子。

「でも、料理長が望まないことはやらないほうがいいと思うし、どうですか?」

って問いかけたら、料理長、ちょっと考えてから、ふと。


「富士子さんって、何の仕事してたんですか?」


あらっ? そうくる?

ちょっとためらったんですが…。

作家の事務所で、著作権管理やら広報の真似事やらをしてたことを話しました。
2ヶ所の事務所にいたとか、
足掛け15年くらいは携わっていたとか、
クビになったとか。


したらねー。
ビールも飲んでたしねー。
勢い余っちゃってねー。

気が付いたら、しゃべってたのよ。


「料理長見てると、作家の先生のこと思い出すんです。
 すごく、重なるんです。

 自分の作品だけに向き合ってて、その評価だけを気にしてて、
 そのほかのキャラクターの商品化とかあまり興味がなくって、
 純粋で職人気質だった先生と、料理長が、すごく似てると思って…。
 
 私は商品化や広告の仕事をしてて、先生はありがとうって言ってくれたけど、
 決して認めてくれてたわけじゃなかった。

 料理長も、料理だけに向き合ってて、お客さんが喜んでくれることだけを
 気にしてて、販促とか営業とかあまり気にしていないみたい。
 
 先生の背中を見ているしかなかったあの頃と、今も同じように感じるんです…」


ストップ、富士子!
なに、心の扉開いちゃってんのよ!
そんな大事なこと、簡単にしゃべっちゃダメよっ!
わかってもらえるわけないんだから。
重たいババアだと思われたら、傷つくのはアンタなんだから。


あたしの中の冷静部門が発動して、慌てて急ブレーキ。


ところがねー。
勢い余って、変な方向につんのめっちゃって。

「とにかく、すごいと思うんです、料理長のお料理っ!」

「すごいと思うから、それをFacebookで伝えたいんですっ!」

「そもそも、あたし、料理長がいなかったら辞めてましたっ!」

「それくらい、すごいと思ってるんですっ!」

「だから、お客さんに、もっと料理長の料理を食べて欲しいんですっ!」

つって、なんかその、酒の勢いで告白!みたいになっちゃった。

 

ちょっと困った顔の料理長(かっこいい)。

「次、ウーロン茶にしますか?」

って言われて、やっと我に返りました。


うわー!!
こっぱずかしー!
何やってんのよー、富士子(45歳)!

と思ったけど、そこは何食わぬ顔で、

「あ、じゃあ、そうですね、いえいえ、ウーロンハイで」

なんつって、

「別にそんなに酔ってませんことよ」的な余裕をかましておいたんですが…。


なんか、急にバツが悪くなっちゃって、結局、料理長の考えを、
ちゃんと聞けなかった…。

ってか、料理長もあたしに気圧されたのか、ひたすら聞き役になってて、
すごく申し訳ないことしちゃった…。

 

そっからは、気を取り直して、気楽な世間話にシフト。

キッチン男子の天使くんは彼女と結婚するのか?
ルドルフ先輩は彼女いないのか?
ホールの子達って、どうなの?
大黒さんって、大人だよねー

みたいな、無難な(比較的下世話な)話題で楽しく飲んだわけですが。

流れとして、当然、無難な(下世話な)ことを目の前の相手に聞く感じになるでしょ。

聞いてみましたよ、料理長(かっこいい)に!

「彼女いるんですか?」って!


なんと、半同棲していた彼女がいたけど、去っていったそうです。

わおー!なんかドラマみたい!
やるじゃん!

とか思ったけど、こういうおちゃらけた感想はイカン。
と襟をただし、

「え、それって、浮気とかしちゃったんですか?」

って真面目に聞いてみた。(真面目に考えて出た質問がこれだった)

そういうわけじゃないけど、一人になりたくて、
仕事と嘘ついて、出かけたりしてたそうです。


大人のすれ違いってやつですか?
いやあ、やっぱりドラマみたい!


なんかねー、あたしねー。
料理長(かっこいい)に今は恋人がいないとわかって、
嬉しくなっちゃったみたいでねー。
厨房に立つ姿を、遠慮なく「かっこいー!」って眺めていいんだなー、って。

今まで、ちょっと疚しかったからねー
彼女がいたら、すげー怒られそう!ってねー。

 

 

したら、

「実は、友だちがすごく女の子を紹介したがってて、明日会うことになってる」

って。

 

えええっ!
ちょっとー!
一瞬でも嬉しかった、あたしの立場は?

ねーか。そんなもんねーか。
はいはい、わかってますよっ!
ババアは引っ込んでますよっ!


ま、これだけ仕事ができて真面目な料理長だもの。
お友だちが、誰か紹介したい、って思うのももっとも。
そんな優しいお友だちがいるのも、料理長らしいよね。

うん。

やっぱり、あたしの目に狂いはなかったねー。

料理長、かっこいい!

 

プレゼンがうまく行ったのかよくわからない上に、
あたしのハートは株価なのか?ってくらい怒涛の乱高下があって、
大変疲れたんですが、でもでも、お寿司美味しかったし、
料理長とたくさん話せたので、超楽しかったです。


以降、コンスタントにFacebookを更新したかっていうと、
10日間も夏休みとって、田舎で畑仕事してた上に、
広島とか江田島とか旅行に行ってて、8月半ばまでは完全放置でした。

プレゼンまでしといて、すみません…。


再開したFacebook物語は、また今度!

 

久しぶりの書き込み、最後まで読んでくれて、ありがとうです。

明日もバイト、頑張ります!