裏の厨房で反省してます

許して キッチン男子

おばさんバイト、最大級の凹み

窓のそばに座ってると寒いわ。
冷え性歴=年齢、富士子(46歳)です。
持病は坐骨神経痛です。


さ、みなさまお気づきでしょうかっ!?

ええ、11月30日にお誕生日を迎えましてね。

富士子(45歳)から、富士子(46歳)となりましたー!!

パチパチパチ。


お友だちからもお祝いメッセージ色々もらったんですけど、
「レベルアップ、おめでとう!」って書いてくれた子がいましてね!

これよ、これ!
年を重ねるって、レベルアップなのよ!

って、思わずマドラーでひざを打ったね。


日々、ブランニュー富士子。
死ぬまで、バージョンアップ。

この精神で行かなきゃ。


とか言いながら、今日もこんな話題ですみません。

 

凹んだ理由その3

この一ヶ月間ずっと凹んでた理由を綴るシリーズ、3回目です。

先日、ホールの女の子の送別会がありました。
飲み会送別会のたぐいは不参加を通してきたのですが、今回は顔見知りの子で
お世話にもなったので顔を出してみたわけです。

そしたらコテンパンに凹む事案が発生!

 

いやあ、当日の一週間くらい前から緊張しちゃってねー

なにせ、20代前半に囲まれる飲み会よ。


人数の分布で言うとね

ホールスタッフ(20代)> キッチン男子(20代&30代)> キッチン熟女(40代)

 

構成比としては

20代前半:80パーセント
30代  :19パーセント
40代  :01パーセント

1パーセントって、宗教で言えば、ゾロアスター教くらいか?(適当)
それくらいのマイノリティ。


何日も前から、天使くん(34歳)に、

「あたしホールの子は全然知らないんで、絶対出席して下さいね。
 知り合いいないと緊張するから!」

と、みっともなくお願いする始末。


当日は、目立たないようひっそりと座って飲み食いしようと思ってたのに、
会場の居酒屋雑居ビルを探し当てるのに失敗して、堂々の遅刻。
しかも、道に迷ったんじゃないかと心配した店長&ホール男子が、富士子を探しに街に出た直後…。

なんだよ、あのおばちゃん。
新宿住んでるくせに、面倒かけんじゃねーよ。

っていう、みんなの心の声が聞こえた(気がする)。


うわー、いきなり浮いちゃったよ!こえーよ!

と思ったけど、そこはポーカーフェイス。

おばちゃん(あたし)が来た所で、とりあえず乾杯!、飲み会スタート。
戻ってきた店長に謝ったり、隣に座ったホール男子に挨拶したり、無難だけど面白みに欠ける会話をポツリポツリと続けました。

 

でね。
みなさん、気になりませんか?!
気になるでしょー!!

料理長(かっこいい)は、どこにいるのか??


はい、富士子の斜め向かいのさらに隣でしたよ。(遠っ)

お鍋の火加減を見ながら、タバコをくゆらせてました。
あたしがホールの子としゃべってるのを、手持ち無沙汰そうに、聞くともなしに聞いているような…

実は、この日、Facebook用に撮影した一品料理の写真を、料理長に見てもらう約束をしてました。

でもね、いきなり隣に座るのも気が引けるし。
かといって、どのタイミングで行ったらいいか、よくわかんないし…


雑談が出来るほど近くはなく、話が聞こえないほど遠くもない。

そんな微妙な距離に座ってる料理長を、完全に無視も出来ず、会話の折々に、同意を求める風な笑顔を向けてみたりして、でも目を逸らされたりして、みるみる、ぎこちなくなる富士子(45歳)。


ど、どうしよう、いつ写真を見せよう。
この前、ヤなこと言われたばっかりだし。ただでさえ緊張するのに…

なんかもう、自然に振舞えなくなってきた、ちょうどそのとき。

 

「おつかれさまでーすっ!」
って、超明るい、ちょっと酔っ払って頬を赤らめてる女子(推定22歳)が登場。
ダブダブのコートに、おっきなニットの帽子をかぶって、無邪気で素朴な女の子。
他の飲み会を終わらせてからこっちにきた、って感じで、超砕けたリラックス加減だったんだけど…


料理長を見るなり「あ!料理長だー!」と抱きついて、隣に座ったじゃありませんか。

座っても、まだ抱きついてるじゃありませんか。

「ん?どうした?」とか言われて、料理長に頭なでられてるじゃありませんか。

 


みなさん。

このときのあたしね。

本当に可哀想だったわよ。

 

あたしがどうにも詰められずにいた微妙な距離を、彼女は楽々と目の前で越えたのよ。

あたしには、確かに見て欲しいものがあったのに。
時間をかけて準備したものだったのに。
距離を詰めたい思いは、誰より強かったはずなのに。

 

っていうかね。

こんな風にみじめになってることが、何よりもみじめ。
この展開に、いい年ぶっこいてうろたえていることが、かなり痛い。残念。お気の毒。

ご愁傷様です。帰っていいよ。ブスばばあ。

 

自分に毒づきながらも、口角を上げて笑顔を作る富士子(45歳)。

こういうときはね。

砕け散ったプライドを、割れた煎餅拾うみたいに慌ててかき集めてる小人をイメージして、「なんか可愛いかも」とか思うと、自然と笑顔になれるのよ。

みじめな時、あたしはいつもそうしてるの。

 

まあ、彼女はその後、反対側の席に移ってまた抱きついて、勢い余ってお酒をこぼし
料理長の服を濡らし、他の席を徘徊した挙句、長椅子で寝てしまったのでした。

それでようやく、料理長の隣が空き、
「静かになったこのタイミングで」って感じで、写真を見せることが出来ました。
やれやれ。

 

結局、この一件では、一週間くらい凹み続けたわね。

どうよ。ヒマでしょ。笑っていいわよ。


でもね、こんときは45歳だったけど、今のあたしは46歳だから。
もう、バージョンアップしてるから。
そこんところよろしく。


明日もバイトです。頑張ります。