裏の厨房で反省してます

許して アタシのでたらめ人生

バイト、四ヶ月目!おばさんの欠点を反省、自分を褒めて励まして…

 

春はまだかなー。

新宿はまだまだ寒くて、ダウン着用率も6割を超えてます(富士子調べ)。

 

居酒屋厨房のバイトも、そろそろ四ヶ月目に入ります。

相変わらず仕事が遅いままですが、多少はスマートにこなせるようになった作業もある。

 

・野菜の串打ち

 椎茸と獅子唐の串を作って、6号バットに収める。

 これね、結構早くできるようになったよ!

 

・野菜のカットと串打ち

 エリンギとアスパラとポロ葱。これらを包丁でカットしてから、串に刺す。

 これは、まだまだ発展途上!

 

・イベリコ豚のカットと串打ち

 カットはだいぶ上手になりました。パチパチパチ!

 が、やっぱり40分もかかる。目標は……20分だな!

 

・ベーコンのカットと串打ち

 これね、昨日、金髪のキッチン男子・天使くん(33歳)に教わりました。

 頑張るぞっ!

 

・豚バラ肉のスモーク

 毎回、10~20本のバラ肉串を、スモークチップで燻すんだけどね。

 熱いし煙いし、どうしてもモタモタしちゃうの。

 ルドルフ先輩(38歳)や、天使くん(33歳)、料理長(かっこいい)みたいに、

 手早くできない…。もうちょっと、上達したいです。

 

いやー、振り返ってみると、たいしたことやってないね、ホント。

いかにもパートのおばちゃんの仕事、って感じの軽作業ばっかり。

 

それでもね、最初の頃に比べたら、ぐっと成長したよ!

よくやった、自分!

えらいぞ、富士子(45歳)!

 

大体から、45歳という年齢を考えてみて欲しい。

この年になってわかったけど、「新しいことを覚える」ってのが本当に出来ないの。

串焼きが売りのお店だから、肉と野菜合わせて15種類くらいの串があるんですが。

肉の串を見て、名前を言い当てられるようになるまで、二ヶ月かかった。

若い子は二週間で覚えられるけど、富士子は二ヶ月。4倍ですよ。

 

おまけに、「ダメな(おばさんな)自分を受け入れる」ってのも、出来なくてね。。。

「こんなハズじゃない!」(と、現実から目を背ける)

「前の仕事のときは、結構、いい線いってたのに」(と、過去を美化)

「包丁が、良く切れなかったせいだわ」(と、言い訳を探す)

もう、毎回、ジタバタしてました。(今もだけど)

 

そんなこんなのハンデを乗り越えて(まだ越えてないけど)、

この三ヶ月、ホント頑張った! いろいろ出来るようになったよ!

 

皆さん(特に若い方々)に聞いて欲しい。

おばさん(及びオッサン)が、スムースに自分の年齢を受け入れていると思ってはいけません。

外見の衰えは、覚悟できてるんですよ。皺だのシミだの白髪だの、見ればわかるから。

「できるはずのことが、思いの外出来なかった」っていう衰えは、思いがけずやってくるんです。全く覚悟なんかしてない。ノーチェック。当然、軽くパニックですよ。

殆どの中年が、人のせいにして言い訳を押し通して乗り切ってる(つもりになってる)と思いますよ。端から見ていると、相当見苦しいでしょう。腹立たしいとお感じのこともあるでしょう。「人のせいにして自分を省みない」って、おばさん(及びオッサン)の得意技ですもんね。

でもね、本当に「自分のせいとは思えない」っていう心境なんですよ、おばさんとしては。自分が衰えているせいだって、気がつかないんです。

だから、どうしても、ジタバタあがく。

しかも、この悪あがきって、数年単位で続くと思うのよね、恐ろしいことに。

 

っつってもね、これね、年をとったら、誰もが通る道だと思うわけ。

今は若いあなたにも、いつかは必ずやってくる、悪あがきシーズン。

ですからね、どうかその辺、温かく見守って欲しいです。

お願いします。

 

まあ、当面、あたしが心得ておくべきなのは、

「あたし、もうババアだから出来ないんだわ」

って、素直に現実を受け入れることだわね。

人一倍時間がかかってるんだから、できるようになっても誰も褒めてくれない。

でもね、それでいいのよ。気にしちゃダメよ、富士子(45歳)!

自分で自分の成長を祝って、黙って次に進むのよ!

 

 

バイト先のキッチン男子の皆様には、本当にご迷惑をおかけしております…。

すまん!許して!

 

 明日は怒涛の金曜日。

バイトがんばりまーす。